運営は維持費だけじゃない?個人のホームページに掛かる費用を解説

こんな方にオススメ記事
  • 初めてホームページを作成する方
  • ホームページの運営に必要な費用を知りたい方
  • 運営を「外部に依頼するか」「自分で管理するか」迷っている方
せきね

こんにちは、Webデザイナー関根みさきです。

ホームページには「作る時」「維持する時」「集客アップさせたい時」など、目的に合わせて必要に費用が異なります。同じ予算でも、どこの費用を手厚くするかでホームページの効果が大きく違うことをご存知でしょうか?
私も、自分のホームページを運営していく中で「ここあまり必要ない」「ここに手を掛けるべき」ということが見えてきました。自分の経験を踏まえて、作成前に「ホームページに掛かる費用の全体を知る事」が大事だと思い今回記事にしました!

ホームページを検討する時に、気になるのは制作費なのでは無いでしょうか?
「起業したばかりであまり予算がかけられない」「制作費をできるだけ抑えたい」という方も多くいらっしゃいます。

ですが、ホームページは公開後も費用が必要です!ホームページで最初に必要なのが制作費であるため「制作費」が注目されがちですが、目的によっては「維持費などホームページ公開後の費用」を重視しなければ成果を出すのは難しいことがあります。

ホームページをお持ちの方から…

制作費はお得だったけど、毎月かかる費用が高い。

維持費って…何にいくら掛かっているのか分からない

そんなご相談を受けたことがあります。せっかく作ったホームページも知らずに作ってしまうと、毎月の負担になってしまいます。

大事なのは、「ホームページの目的」「Web集客の中でのホームページの役割」「ホームページの運営の方法」を明確にすることです。その為にも、ホームページに掛かる費用を正しく知ることが必要です。

本記事では、「必要ではない費用に予算をかけすぎた」という事がないように、個人のホームページの「公開前に関わる費用」「公開後に関わる費用」を解説しています。

目次

ホームページに維持費が必要な理由

維持費とは一般的に「インターネット上でホームページを表示することを維持する」ための費用になります。

お金をかけて作っても、ホームページをインターネットで見ることができなければ意味がありません。
そのため、必要なホームページの費用となります。

無料のホームページ作成ツールを使われる場合は維持費はゼロとなりますが、無料には無料なりのデメリットがあります。サポートが弱い、使える範囲が狭い、広告が常に表示される、素人感があるなど…ビジネスで使用される場合はオススメしません。

維持費はホームページを表示させるために最低限必要な費用ですが、「ホームページを正常に表示させる」「セキュリティ面を保つ」「コンテンツを更新する」「検索エンジンの上位に表示させる」…これらは維持費は別です!

ホームページ公開の目的に合わせて様々な費用が必要な場合があります。制作前に知っておきたい、個人ホームページに掛かる費用をご紹介します。

維持費だけじゃない?個人ホームページに掛かる費用

ホームページには大きく分けて「公開前に関わる費用」「公開後に関わる費用」があります。目的・作成方法によって必要な項目は異なりますので、ホームページに関わる全体の費用を知り無駄なく効果的に予算を使いましょう!

制作会社や制作者によって「項目の名前」や「内容」は異なります。必ず制作の依頼前にご確認ください。

ホームページ公開前に関わる費用

ホームページ作成時の「制作費」

制作費とは、ホームページを作るために掛かる費用です。

  • ヒアリング
  • 資料作成
  • 素材集め
  • リサーチ
  • 画像作成
  • 文章や写真のアドバイス
  • デザイン作成
  • ホームページ構築
  • お客様サポート
  • アフターフォロー

など制作費にかかるのは、主に制作者の人件費となります。

サポート期間や作業内容によって異なりますので、制作実績やサービス内容を確認して自分に合ったサービスを選ぶのがオススメです。

制作費の相場

制作者がフリーランスの場合、20万〜30万円が相場です。大手の会社の場合は50万円以上の場合が多く、デザインや機能、作成ページ数によっては100万円以上する制作会社もあるそうです。

作成サービスを利用する場合の初期費用「開設費」

ホームページを作る制作費とは別で、ホームページ作成ツールによっては初期費用がかかる場合があります。

STUDIO・Wix・ジンドゥー(Jimdo)は、初期費用は無料。※2023年8月現在

グーペ(Goope)は、初期費用は3,300円。※2023年8月現在
詳しくはこちらをご確認ください

制作会社によって、独自のプラン・初期費用がある場合もあります。ご契約前にご確認ください。

ホームページ公開後に関わる費用

ホームページをインターネットに表示させるために「維持費」は最低限必要とお伝えしましたが、目的によっては維持費だけでは足りない場合があります。また運営する上で、毎月またはスポットで必要など「長期にかかる費用」です。3年〜5年などランニングコストとして計算しましょう!

ホームページをインターネットに表示するための「維持費」

維持費は、ホームページをインターネット上で表示するために最低限必要な費用のことです。

サーバー

ホームページが「家」ならば、サーバーは「土地」。土地がないと家を作る事ができません。ホームページ作成サービス(Wix/STUDIO/Jimdo/Goope)はプランに含まれています。その他で作る場合はレンタルサーバーを利用しましょう!

ドメイン

ドメインは「住所」です。それぞれ割り当てられる住所となりますので、自分で選びたい場合は「独自ドメイン」が必要になります。

無料で使えるドメインもありますが素人感があるのがデメリット。ビジネスとして使われる場合は、自分のブランド名やサービスにあった独自ドメインをオススメしています!

SSL

SSLは「セキュリティ」です。暗号化する仕組みのことであり、個人のことを扱うホームページには必須です。

維持費の相場

レンタルサーバー:個人の場合1,000円前後

独自ドメイン:【登録料】無料〜3千円【更新料(年)】千円〜3千円
※初年度は月0〜250円、2年目以降は月85円〜250円の計算になります

SSL:無料〜数千円

※利用する会社によって料金は異なります。あくまで目安としてご検討ください。

エラーやバグに対応する「管理費」

管理費とは、ホームページを正常に表示させるためにエラーやバグに対応する費用です。

エラーが表示されているページはないか
デザイン崩れ・文字バケはないか

ホームページまでアクセスしてくれたユーザーを逃さないためにも、ホームページを正常に表示することが大事!

管理費の相場

修正箇所によって異なりますが、1ページ3,000円〜数万円と言われています。
また月契約の場合もあります。「すぐに対応してもらいたい」「定期的にチェックしてもらいたい」という方にはオススメです。

コンテンツの変更・修正に対応する「更新費」

「更新費」とは、文章・画像の変更からデザインの修正・ページの追加など、ホームページのコンテンツを変更・修正するの費用です。

ホームページの信用性を保つためにも、コンテンツが最新の状態であることが重要です。変更があった時だけでなく、時々見直して集客に繋ぐホームページに成長させましょう!

更新費の相場

文字の修正、動画の埋め込み、ボタンの作成など…修正・更新の箇所やボリュームが違うと、更新費も異なります。まとめて修正・更新する場合は数万円がかかると思われます。

更新が多くなる場合や「運営していきながら作っていきたい」という方は、自分で更新できるホームページがオススメです。

検索エンジンからの集客の対策のための「運用費(SEO対策)」

ホームページは作っただけでは、狙ったキーワードの検索上位に上がることは難しい。
検索エンジンの上位に挙げて集客に繋げるためには、「ブログの更新(SEO対策)」「アクセス分析」などの専門サポートが必要です。ブログ(ホームページ)からの集客を目的として運営してく上で必要な費用費が「運用費」です。

また、SEO対策はホームページ制作から始まります。ブログ(ホームページ)からの集客を目的とされる場合は、制作前にお伝えください。

運用費の相場

ブログ運用の仕方は、慣れるまで継続サポートをつけることがオススメです。私自身も、SEOを意識して書けるようになり検索上位に上げるまで挫折を繰り返し1年以上かかりました。知識やスキルだけでなく、書くことに慣れて継続することが必要です。

まずはSEO対策されたブログの書き方を学び、継続が難しいと思った時にサポートをご検討ください。

個人ホームページの維持費で注意すること

維持費などの管理は、「自分で行う」「外部に依頼する」の2つのパターンがあります。制作前に、それぞれ注意が必要な点を把握しておきましょう!

自分で管理する場合の注意点

作成前から制作者に伝える

自分で管理される場合は、必ず作成前に制作者に伝えましょう!
管理の方のスキルによって作り方が違う場合がある
管理しやすいホームページを作ってくれる

維持費について正しく理解する

ネットやパソコンが苦手な方には、何にいくら必要なのか分かりにくいところですよね。
ですが、自分で管理する場合は正しく理解することが必要です。何かエラーや正しく表示されないなどのトラブルになった時に対応できるように把握しておくことをオススメします。

専門的なことは外部に依頼する

どうしても専門的な知識や技術が必要なことがあります。「一から自分で学んで解決する」のも1つの解決策ですが、学ぶのにも時間やコストがかかります。ホームページを自分で作りたいという方以外は、専門的なことはスポットで外部に依頼しましょう。

外部に管理を依頼する場合の注意点

どこまで管理してくれるのか?

維持費や管理費など、会社・制作者によって表現が異なります。「維持費とは?」「管理費とは?」と、必ず内容の確認が必要です。どこまで作業を行なってくれるのかを把握しましょう!

費用の詳細は?

費用も、制作会社・フリーランスともに人それぞれ異なります。
大事なのは「毎月支払うのは〇〇円」ではなく、コストの掛け方が「目的に合っているのか」という点です。安ければいいのでも高ければサポートが手厚い訳でもありません。ご注意ください。

サポート体制は大丈夫?

サポート体制も様々です。メール・電話・オンラインビデオチャットなどありますが、どの対応でサポートしてくれるのかも確認しましょう!

ネットやパソコンが苦手な方は、画面を共有しながら相談できるZoomなどのオンラインビデオチャットでの対応が安心ですね。自分のスキルに合ったサポート体制も大事です。

個人ホームページに関わる費用を知って、正しく予算を使いましょう!

本記事では、個人のホームページに関わる費用について解説しました。ホームページの予算を考える時は、作成時に必要な制作費だけじゃなく維持費などランニングコストも一緒に考えましょう!

まとめ
  • ホームページに必要なのは制作費だけじゃない
  • 3年〜5年の運営を考えてランニングコストを計算する
  • 維持費はホームページをネットに公開するために最低限必要な費用である
  • 目的に合わせて、手厚くする費用を決める
  • 外部に管理を依頼する場合は
  • 「自分で行う」「外部に依頼」を正しく使い分けることでコストを抑えられる
  • 初めてのホームページには、できるだけ「自分で行う」がオススメ

「ホームページをお金をかけて作ったけど、維持費が負担になっています」とご相談いただいたことがあります。これは「何にいくら掛かっているのか」を知らずに支払っていることが大きな原因かと思います。

ホームページを公開しておくためには、必ず維持費が必要になります。ですが、外部に管理を依頼する場合には「何にいくら掛かっているのか」「どんな管理をしてくれるのか」をしっかり把握することが大事です。目的に合わせて必要なものに予算を使ってください。

初めてのホームページでは、「自分に合っているホームページのカタチは何か」「どんなことを重視して予算を使うのが最適なのか」見極めるのは難しいですよね。私自身、運営していく中で知りました。ホームページをこれから検討されている方には、「自分でできることは自分で」「難しいことは外部へ依頼」をオススメしています。

信頼で選ばれるためのホームページ制作サポート

Web集客で個人事業主に必要なのは「信頼されて選ばれる」こと。
お客様が安心して購入していただく為に、お客様の不安を解消するホームページが必要です。

そして、信頼されるホームページには「分かりやすい内容」「ターゲットに合ったデザイン・構成」「更新されている情報」が欠かせません。

sekine.designでは、サービス・Web集客導線から整理する「制作準備」ターゲットに合ったデザイン・構成で作成する「ホームページ作成」自分で更新していくことができる「更新サポート」までトータルでサポートを行なっています。

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