やること多すぎ女性起業家必見!タスク管理下手でも迷わないタスク整理術

やることが多すぎて動けない女性起業家さん向けに、目標やタスクの整理法を使って優先順位を明確にし、頭も行動も軽くなるタスク整理の方法を解説する記事です。

こんにちは、関根みさきです。
女性起業家さんの「迷い」を整理して、自分らしい働き方へとつなげるビジネス整理サポートをしています。
「やらなきゃいけないことも、やりたいことも多すぎて、毎日バタバタ…。気づけば何も進まないまま終わってしまう」
そんな経験はありませんか?
この記事では、やることが多すぎて動けない女性起業家さん向けに、頭の中を整理して行動をスムーズにするシンプルなタスク整理術をご紹介します。
タスク管理やスケジュール管理だけでは計画倒れしてしまう理由と、タスク管理苦手な方でも取り入れやすい整理のポイントをお伝えします。
タスク管理だけでは計画倒れしてしまう理由
1日のタスクを決めても、半分もできなかった。
急な予定や新しいタスクが入って、スケジュール通りに進められなかった…。
こんな経験から、できなかった自分に「また今日もダメだった」と評価を下してしまい、自己嫌悪に陥ることもありますよね。
私自身もそうでした。スケジュール通りに動けた日は一度もなく、振り返るたびに落ち込んでいたのです。
では、一体何に時間を使っていたのか?
振り返ると、私が一番多く費やしていたのは「迷っている時間」でした。
本当に大切なのは、プライベートの時間を削って作業時間を増やすことではなく、「目的に合ったタスクを、優先順位を考えて実行すること」なんです。
たとえば旅行を計画するとき、北海道に行くと決まっていれば「航空券を取る」ことが最優先ですよね。夕食のお店を予約するのは後でも構いませんし、もし航空券が取れなければ、新幹線やフェリーなど、現実的な代替手段を探します。自転車で行こうと迷う人は、まずいないでしょう。
それは「目的地=北海道」が明確だからです。
反対に、目的地が決まっていなければどうでしょう?
飛行機?電車?車?自転車?…手段だけを選ぼうとしても、いつまでも決められません。
起業のタスクやスケジュール管理も同じです。
まず「どんな起業家になりたいか、どんな働き方をしたいか」というビジョンがはっきりしていないと、目の前のタスクの優先順位をつけられず、思考が迷子になってしまいます。
つまり、ただ「やることが多すぎる」から計画倒れになるのではなく、ビジョンが曖昧だからタスクが整理できないのです。
タスク管理が苦手な女性起業家さん向けの「4つの整理ポイント」
私は、朝やることを決めて始めても、急に別のタスクやアイデアが思い浮かぶと…
ついそちらに手をつけてしまうんです。
「今やらないとモチベーションが下がるかも」
「忘れてしまうかも」
「後で後悔するかも」
そんな不安からでした。
でもその結果、本当にやるべきタスクを後回しにしてしまい、「今日はこれを終わらせる予定だったのに…」と後悔することに。
タスク管理で迷いがちな私が、実際に試して効果を感じた“頭の中を整理して行動につなげるつのポイント”をお伝えします。
①目標は“見える場所”に置く
「目標を決めて、逆算して計画する」
——多くの人がやっていることだと思います。
私も「3か月で3kg痩せよう」と決め、1か月1kgずつ減らす無理のないペースを立てました。筋トレや食事制限など、方法も調べて実践しましたが、結果は達成できず…。
計画を立てたときが、一番モチベーションが高い時期ってありませんか?
その後の3か月間、本気で目標を意識していた日がどれくらいあったか…笑
「人は忘れる生き物」。これは私が大好きな言葉です。そう、あなただけじゃないし、私もそうです。忘れるのが当たり前なんです。
だからこそ、目標を“日々のルーティンに組み込む”ことが大切です。
私は毎日開く手帳に目標を書き、朝いちばんに見ています。
不思議なもので、文字として目に入るたびに「そうだ、ここを目指しているんだ」と姿勢が正されるような感覚になります。頭では分かっていても、目で見ることで意識がグッと引き締まりますよ。
②ゴールのイメージをはっきり描く
目標を立てるときに大事なのが「状態や気持ち」まで具体的に描くことです。
たとえば「3kg痩せる」だけでは、本当に望んでいる理想は叶いません。
実際に、私は一度だけ減量に成功したことがあります。
でも達成感よりも「リバウンドしたらどうしよう」と常に不安で、カロリーを気にし続ける毎日でした。
私が本当に描いていた理想は、数字ではなく——
「体が軽くなって毎日が明るく、好きな服を着て、好きなスイーツも楽しんでいる」状態でした。
もし最初から「そうなっている自分」を目標にしていたら、ダイエットの方法や向き合い方も違ったはずです。
だからこそ、「3kg痩せたらどうなる? どんな気持ちになる?」と自分に問いかけてみてください。
ゴールのイメージが具体的になるほど、やるべきことや優先順位が自然と見えてきますよ。
③思いついたことはノートに書き出す
「今月やること」「今週やること」「今日やること」…と計画を立てても、すべてを一度に思いつくわけではありません。
たとえば私の場合、ブログを書くときにネタが出てこないこともあれば、逆に次々とアイデアが浮かんでくることもあります。
厄介なのは「ブログを書いている最中にネタを思いつく」タイプだということ。思いついたまま手を出すと、結局1記事も完成せずに1日が終わってしまうんです。
そこで取り入れたのが「思いついたことを1冊のノートに書き残す」という方法。
「今日思いついたこと」としてその場でメモするだけで、忘れない安心感があり、同時に「忘れてもいい」と手放すこともできます。
さらに、「ブログのネタが思いつかない」と困ることもありません。ノートを見返せば、過去の自分が残してくれたアイデアを拾って活かせるからです。
頭の中で抱えるのではなく、紙やノートに書き出す。
それだけで客観的にタスクを把握でき、モヤモヤがスッキリして行動につながります。
④タスクは4つのカテゴリーで整理
私はタスクを書き出すことが大事だと思っています。
でも、正直なところ…書き出しすぎてしまうこともありました。
「3ヶ月後、半年後にやりたいこと」まで細かく決めようとしてしまい、
今思えば「そこまで先のことは今決めなくてよかったのかも?」と感じることもあります。
例えば、ダイエットを始める前から「減量後の体型キープ方法」を細かく決めるようなもの。
大事なことではありますが、どんな方法でダイエットを進めるかによって変わりますよね。
だから、私は「今考えるべきタスクなのか?」と自分に問いかけるようにしています。
そこで取り入れているのが タスクのカテゴリー分け です。
私は書き出したタスクを次の4つに分けています。
- すぐやるタスク(1ヶ月以内に行動すること)
例:週末までに〇〇さんにデザイン案を提出する - 後からやるタスク(すぐじゃないけど必要なこと)
例:セミナーの構成を考える - すきまタスク(ちょっとした時間にできること)
例:ブログ記事内の画像を変える - いつかタスク(やりたいと思っていること)
例:オフラインで女性起業家限定の交流会を開きたい
特に「すぐやるタスク」は行動レベルにまで細かくして、必ずスケジュールに入れるようにしています。
逆に「後からやるタスク」はざっくりで大丈夫。書き出しておくことで「忘れていない安心感」が生まれます。
ちなみに私は「九州に行って屋台をハシゴして飲み歩きたい」というのも「いつかタスク」に入れています(笑)。
タスク管理というと「大変そう」「やることが多くて嫌だ」と思うかもしれません。
でも私は、タスクがクリアになる=理想に一歩近づけること だと思っています。
タスクはただの仕事ではなく「未来の自分を幸せにしてくれる約束」みたいなもの。
だから私はタスクを漏らさないために、そして「どこから手を付ければいいか」迷わないためにカテゴリー分けをしています。
【まとめ】できるだけシンプルにする!頭を軽くするタスク整理術
本記事では、タスク管理が苦手な私が実践している頭を軽くするタスク整理術「4つの整理ポイント」を紹介しました。
- 目標は“見える場所”に置く
- ゴールのイメージをはっきり描く
- 思いついたことはノートに書き出す
- タスクは4つのカテゴリーで整理
タスク管理がうまくいかないのは、あなたが怠けているからではありません。
本当に必要なのは「優先順位を整理すること」と「今やるべきことを見える化すること」です。
私自身も、思いついたタスクに振り回されて、予定していたことが後回しになることがよくありました。
でも、思いついたことをノートに書き出すだけで、頭の中がスッキリし、やるべきことに集中できるようになったんです。
振り返ると、抱えていたタスクは意外とシンプルでした。
「今やること」「やった方がいいこと」「いつかやること」「プライベートのこと」…ごちゃまぜにしていたから、重たく感じていただけなんですよね。
まるで“大きな荷物を全部持ってコンビニに行こうとしている”ようなもの。
必要なのは「今使う分だけを身軽に持つこと」なんです。コンビニは財布と鍵があればいい!!
目標を毎日意識し、ゴールを明確にし、思いついたことを書き残し、タスクをカテゴリーに分ける。
この4つのポイントを取り入れるだけで、日々の行動はぐっと軽くなります。
もし「モヤモヤして行動できない…」「やることが多すぎて手がつけられない」と感じるなら、ビジネス整理セッションで一緒に頭の中もタスクも整理して、身軽に一歩を踏み出すサポートをしています。
まずは気軽に試してみたい方も大歓迎です!
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